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今年こそ旅行したい!コロナ禍3回目、2022年のゴールデンウィーク事情 ― カクラボ調査隊 酒呑みに聞いた今どき事情

2022/04/07

いよいよゴールデンウィークがやってくる! 最大10連休も可能な2022年、どこかへ出かけたい気分になるが、やはり立ちはだかるのは新型コロナウイルス。第6波の収束を待たずに第7波に突入の兆しもある。とはいえ、今年のゴールデンウィークこそは旅行したいと考えている人も多いのでは。

そこでカクラボ調査隊では、カクヤスメールマガジンに登録しているユーザーを対象に2022年のゴールデンウィークについて大調査。Withコロナ時代における旅行のカタチを探ってみた。

家族や親しい仲間とクルマで近場へ

今回、ゴールデンウィークに関するアンケート調査を実施したのは3月半ば。その時点では、東京など31都道府県にまん延防止等重点措置(以下、「まん防」)が発出されていた。調査を実施した4日後の3月21日に解除されたが、コロナ禍が収束したわけではない。何事においても“感染対策を踏まえて”が大原則だ。

そんなWithコロナ時代にあって、カクヤスユーザーはゴールデンウィークをどう過ごすのか。コロナ前なら大型連休といえば旅行する人が多かったが、果たして2022年はどうなのか。

そこで、ゴールデンウィーク期間中(4月29日~5月8日)、旅行する予定があるかどうかを聞いてみた。最も多かったのは「ない」で50%に上った。次いで「まだ決めていない」が40%、旅行する予定が「ある」は10%だった。まん防期間中だったこともあり、先が見通せず、予定を決めきれないでいることがうかがわれる。

今年のゴールデンウィークの期間中旅行する予定がありますか

そうしたなか、旅行する予定が「ある」と回答した人を対象に、旅行の予約(宿泊先、航空券、レンタカー、新幹線など)を済ませたかどうかを聞いてみたところ、「はい」が48%、「いいえ」が52%と割れた。

旅行の予約はしましたか。

また、旅行を計画するにあたり、気をつけたことを複数回答可で聞いてみたところ、最も多かったのは「少人数で行く」と「公共の交通機関を使わない」の2項目だった。次いで「行き先は遠方ではなく、近場にする」、「露天風呂付き客室や夕食部屋出しなど、巣ごもりサービスのある宿泊先を選ぶ」と続く。

旅行を計画するにあたり、気をつけたことを教えてください。

コロナ禍になって3年目ともなると、どう行動すればよいのかの理解も深まっている。アンケートから見えてくるのは、“旅行するなら、家族や親しい人たちとともに、クルマなどで近場へ”。それが、コロナ禍での新しい旅のカタチといえそうだ。

コロナによるキャンセルは配慮してほしい

一方、旅行の予定が「ない」あるいは「まだ決めていない」と回答した人たちを対象に、世の中がどうなれば旅行してみようと思うかを複数回答可で聞いてみたところ、最も多かったのは「新規感染者数が大幅に減ったら」、次いで「まん延防止等重点措置が解除されたら」だった。

現在、まん防は解除されたので、「まだ決めていない」と回答していた人の中には旅行を計画する人が出てきた可能性がある。

世の中がどうなれば、旅行してみようと思いますか。

興味深いところでは、「Go Toが再開したら」という回答だ。なかには、「感染状況を気にしているわけではありませんが、Go Toトラベルに期待して様子を見ています」という人も。新型コロナで打撃を受けた旅行業界や飲食業界を応援しつつ、お得に旅行が楽しめる国の施策を心待ちにしている人は少なくないようだ。

しかしながら、いまだコロナの収束は見通せず、いつ第7波がやって来るかもわからない。楽しみにしていた旅行をキャンセルせざるを得ない状況に陥ることもある。その場合、キャンセル料についてどう思うかを聞いてみたところ、最も多かったのは「新型コロナウイルスによるキャンセルについては配慮してほしい」で46%に上った。次いで、「キャンセル料を払うのは避けたいので、あらかじめキャンセル料の発生しないプランを選ぶ」で30%を占め、「どんな理由であれ、支払うのは当然だと思う」は18%にとどまった。

旅行をキャンセルせざるを得ない状況になった場合、キャンセル料についてどう思いますか。

自由回答の中には「理由によらず支払うべきだと思うが,それが旅行する意欲を削いでいる面もある」という意見もあった。旅行を計画していても予約するまでに至っていないのは、キャンセル料の発生にも関係がありそうだ。

旅先で飲んだお酒は忘れられない

旅先で飲んだお酒は忘れられない

今旅といえば、その土地ならではの食が楽しみだが、お酒愛好家ならば旅行先で味わうお酒も魅力。そこで今回は、これまで訪れた旅先で印象に残っているお酒について聞いてみたところ、さまざまな思い出話が寄せられた。

まずは国内から。「香川県琴平町の凱陣燕石。日本酒の最高峰だと思う」、「岡山で飲んだ独歩ビール。たまたま駅ホームから素敵なビールレストランが見えて途中下車。いろいろな種類ビールを作っていらして大満足」、「鹿児島の天文館の某居酒屋で、地元の方に特品中の特品だという焼酎をご馳走になり、世の中にはこんな美味しい焼酎もあるのかと思った」etc. お酒があれば、地元の人との語らいも弾む。

海外での思い出もいろいろ。「グアムに旅行に行ってカクテルのマイタイがおいしくてずっと飲んでいた」、「ペルーで飲んだピスコ。ライムジュースで割って、ピスコサワーとして飲んだが、口当たりの良いわりに強くて、昼から酔っぱらってしまった」、「ドイツ・デュッセルドルフのアルトビアー。一晩中ツマミもなしでアルトビアーのみでひたすら飲み続け、しゃべり続けるドイツ人やフランス人をすごいなと思った。日本人と体のつくりが違うと痛感」etc. お酒を通して、リアルな異文化体験も。

そして、こんなほっこりとしたエピソードも。「真冬に酒蔵に行ったときに、『サービスにはないが、今日は寒いのと客もいないので…』と特別に甘酒を出してもらったことがありました。本当に寒かったのであたたまるし、とてもおいしかったです」。

お酒がつなぐ人と人との縁に心もゆるむ。だから旅もお酒もやめられない。2022年のゴールデンウィークは、日常から離れてちょっと近場に出かけてみませんか。


【調査方法】インターネット調査
【調査対象】カクヤスメールマガジンに登録しているユーザー
【調査期間】2022年3月14日(月)~3月17日(木)
【回収サンプル数】242

※構成比の数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも100%とならない場合があります。

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