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「一人飲み」こそお酒好きの証!誰もがハマるその魅力とは? ― カクラボ調査隊 酒呑みに聞いた今どき事情

2022/03/10

「一人飲み」こそお酒好きの証!誰もがハマるその魅力とは? ― カクラボ調査隊 酒呑みに聞いた今どき事情

新生活準備が始まるこの季節、春から一人暮らしを始める人も多いのでは。さらにコロナ禍の今は、人と人との接触を減らそうとするためか、一人暮らしでなくても一人で行動する人が少なくない。いわゆる“ソロ活”だ。最近では “一人飲み”も増えているとか。

そこでカクラボ調査隊では、カクヤスメールマガジンに登録しているユーザーを対象に、お酒好きの“一人飲み”事情を調査。あわせて、それぞれの“ソロ活”についても聞いてみた。

自分のペースで好きなお酒が飲める!

今回アンケートを実施するにあたり、“一人飲み”の定義を「外飲み、家飲みを問わず、一人でお酒を飲むこと」とした。

その上で、まずは一人飲みをするかどうかを聞いてみたところ、実に93%が「はい」と回答した。しかも、初めて一人飲みをしたのは「10年以上前から」と回答する人が最も多く、62%に上った。カクヤスユーザーのようなお酒愛好家にとって、一人飲みはお酒を楽しむための一つの手段であり、昨今の一人飲みブームとは関係なく、昔から定着していた飲み方のようだ。

一人飲みをしますか
初めて一人飲みをしたのはいつですか

実際、一人飲みをする理由を複数回答可で問うたところ、最も多かったのは「自分のペースでお酒が飲めるから」で73%、次いで「好きなお酒と食べ物を選べるから」が57%で、お酒にフォーカスした回答に多くの票が集まった。「一人が好きだから」(45%)や「他人とのスケジュール調整の必要がないから」(42%)という理由にも一定数の回答があったが、これらには及ばなかった。

お酒が好きだからこそ、もっとおいしく飲みたい。他人のことを気にせず飲みたい。そう考えて行き着いた飲み方が一人飲みということだろう。

一人飲みをする理由を教えてください。

今回のアンケートでは、以前から一人飲みをしていた人が多数を占める結果となったが、このたびのコロナ禍をきっかけに始めた人も少なからずいた。一人飲みをする理由として「新型コロナなどの感染リスクを下げられるから」(22%)にも回答が集まったことを踏まえると、コロナ禍の収束がいまだ見えないだけに、外飲みであれ、家飲みであれ、好むと好まざるとにかかわらず、一人飲みのトレンドはしばらく続くものと考えられる。

実は人とのふれあいを求めて一人飲みする

では、一人飲みをする人はどこで一人飲みをするのか。複数回答可で聞いてみたところ、圧倒的に多かったのが「自宅」(98%)だ。外出自粛の日々が続き、飲食店での酒類提供停止があったことを考えれば当然の結果といえるだろう。

家飲みが主流の昨今だが、外飲みで一人飲みとなれば、やはり「居酒屋」や「バー」が多い。他には、「ラーメン店」、「中華料理店」、「立ち飲み屋」、「焼肉屋」という回答もあった。さすがカクヤスユーザー、「酒屋の角打ち(※)」と挙げる人も。

一人飲みをするのはどこですか。

一方、一人飲みをしない人に、その理由を複数回答可で聞いてみたところ、最も多かったのが「一人で飲むのはつまらないから」(42%)だった。次いで「人が集まって飲むほうが楽しいから」(40%)、「お酒を飲むときは、誰かと会話をしたいから」(35%)と続く。

一人飲みをしない理由を教えてください。

お酒を飲むなら、一人ではなく、いろんな人と会話をしてコミュニケーションを図りたい。だが興味深いことに、一人飲みをする人の中にも同じ理由であえて一人飲みをしている人もいる。

「一人だと、お店の人や他のお客さんと仲良くなれる機会も増える」、「知らない人と話す機会ができるから」、「バーでマスターとの話に集中できるから」。 これらはいずれも一人飲みをする理由として挙げられたものだ。行った先で話し相手を見つけるか、話し相手を連れて飲みに行くか。方法はそれぞれだが、お酒を酌み交わしながら、人とのふれあいを楽しみたいという思いは変わらないようだ。

※ 酒屋で購入したお酒を店内の一角で立ち飲みすること。

おひとりさま大歓迎! 日本はソロ活の聖地

今回、一人飲みにおける失敗談とマイルールについても聞いてみた。まず、失敗談については「つい飲み過ぎてしまう」という回答がほとんど。そのせいか、マイルールについては飲み過ぎないためのあの手この手が…。

「休日でも家飲みの場合は17時以降スタート」、「夜10時過ぎには歯を磨くことを心がけています」など時間で制限する人もいれば、「飲む量、おつまみの量は最初から決める(飲みたいだけ飲まない)」、「1日のアルコール摂取上限量は350ml缶を2缶で14%まで(5+9%など)」など量で制限する人も多かった。なかには、「気持ちが落ち込んでいる時や、動揺している時は飲酒しない」と心理面からリスクヘッジする人も。

そうしたなか、「バーの店主のおすすめを必ず1杯飲むこと」、「できるだけ一度も行っていない店に行くようにする」、「店が混んできたら、短時間しかいなくてもすぐに帰る」など、一人の時間をちょっと上質なものにするマイルール、いわば“ソロ活”の極意を掲げる人も少なからず。

そこで今回は、一人飲み以外のソロ活をしたことがあるかについても調査してみた。結果は「はい」が45%、「いいえ」が55%。一人飲みに比べると、ソロ活の広がりはそれほどではないが、活動内容には目を見張るものがある。人気のソロキャンプを筆頭に、一人焼肉、一人カラオケ、一人遊園地、一人旅、一人登山、一人スノボetc. バラエティに富んでいる。なんと「鍋と焼肉と旅行は一人に限る!」と豪語する人も。

たしかに日本には一人で楽しめる店やスポットが多く、日本を訪れた外国人観光客は驚くという話もある。ソロ活ブームも日本ならではの現象といえそうだ。


【調査方法】インターネット調査
【調査対象】カクヤスメールマガジンに登録しているユーザー
【調査期間】2022年2月17日(木)~2月20日(日)
【回収サンプル数】640

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