MENU

なんでも酒やカクヤスの
情報発信メディア

連載企画

9月は健康増進普及月間! 愛飲家に聞く、お酒を楽しむための健康法とは― カクラボ調査隊 酒呑みに聞いた今どき事情

2023/09/07

9月は健康増進普及月間! 愛飲家に聞く、お酒を楽しむための健康法とは― カクラボ調査隊 酒呑みに聞いた今どき事情

人生100年時代といわれる今、いかに健康寿命を伸ばすかが問われている。厚生労働省では毎年9月1日から30日までの1カ月間を「健康増進普及月間」と定め、健康づくりへの理解を促す取り組みを実施。企業においても、9月に従業員向けの健康診断を実施するところは多い。

そこで、健康への関心が高まるこの時期、カクヤスメールマガジンに登録しているユーザーを対象に健康意識を大調査。あわせて、いくつになってもお酒を楽しめるように心がけていることについても聞いてみた。

健康に気をつけている人は9割以上

今回のアンケートに回答したカクヤスメルマガユーザーは、20代から60代の174名。平均年齢は50.4歳だった。これまでカクラボ調査隊で実施したアンケートの平均年齢に比べてやや高めであることから、今回は健康への関心が高い世代が多く回答したとみられる。

まず、健康のために気をつけていることはあるかを聞いてみたところ、実に9割以上が「ある」と回答した。コロナ禍をきっかけに、健康志向がよりいっそう高まっていることも後押ししているのだろう。

健康のために気をつけていることはありますか。

そこで、「ある」と回答した人を対象に、どんなことに気をつけているかを複数回答可で聞いてみた。最も多かったのは「栄養バランスを考えた食事をとる」(55%)、次いで「移動時はなるべく歩いたり、階段を使う」(43%)だった。

健康のために気をつけていることを教えてください。

この2つに共通するのは、ほんの少し意識を変えるだけですぐに実践できる上、日常生活に取り入れやすいという点だ。いかに健康習慣が身近な自分事として浸透しているかがわかる。

もちろん、「運動をする」(39%)や「健康食品やサプリメントをとる」(35%)といったややハードルの高い取り組みを実践している人も一定数いた。

ユニークなところでは、「怒りも考え方を変えて笑いに持っていく」という人も。仕事や職場環境、人間関係、家庭の問題など、なにかとストレスのたまりがちな現代社会。ストレスが原因で心身の健康を損ねるケースは少なくない。考え方次第で怒りを笑いに変えてストレスを軽減できるなら、ぜひ取り入れたいものだ。

健康のために飲酒量を調整する人は56%

カクヤスメルマガユーザーの多くは、お酒を飲むのが好きな愛飲家だ。「酒は百薬の長」という言葉はあるものの、何事も過ぎたるは及ばざるがごとし。飲み過ぎては健康を害してしまう。

そこで、健康を理由に禁酒しようと思ったことはあるかを、愛飲家たちに聞いてみた。

最も多かったのは「禁酒しようと思ったことがない」(49%)、次いで「思ったことはあるが、禁酒していない」(30%)、「禁酒した」(14%)と続く。

健康を理由に、禁酒しようと思ったことはありますか。

つまり、愛飲家の半数近くはお酒をやめようと思ったことがなく、たとえあったとしても、実践する人はわずかのようだ。

では、健康のために、お酒を飲むときに気をつけていることはあるかを複数回答可で聞いてみた。

最も多かったのは「飲酒量を調整する」(56%)だ。

健康のために、お酒を飲むときに気をつけていることはありますか。※複数回答可

「ダラダラと飲まない。量を決めて飲む」
「飲み過ぎた翌日はお酒を控える」
「楽しめる程度に飲む。限度を超える量は飲まない」
など、それぞれが自分のルールをつくり、それに則って飲酒量を調整している。

次いで多かったのは、「休肝日を設ける」(39%)だ。

「週3回の休肝日を設けている」 「週休2日が目標だが、最低でも週休1日は守っている」 「今は、水金土日を飲む日と決めています」 など、お酒をまったく飲まない「禁酒」はしないものの、休肝日として飲まない日を設けている人は少なくないようだ。

いつまでもお酒を楽しめる体であるために

お酒が好きな愛飲家ならば、いくつになっても健康でお酒を楽しみたいもの。そこで、飲酒量を調整したり休肝日を設けるほかに、普段から心がけていることについて聞いてみた。

みんなの健康的なお酒の楽しみ方

とりわけ目を引いたのは、「ながら飲み」だ。

「できるだけ一人飲みをせず、会話など楽しみながらの、ながら飲みをする」
「話しながら飲む」
「空腹にならないように、適度につまみを食べながら飲む」

確かに、空腹の状態で飲まないことを大切と考えている人は多い。

「飲む前に何か食べる。空腹で飲酒しない」
「飲みながらしっかり食べる」
「お酒だけでなく、つまみもとること。できれば、食事をしっかりとった後にお酒を飲む」

加えて、どんなものをお酒と一緒に食べるか、つまみの内容にも気を配っている。

「つまみを健康的なものにする」
「油は控える」
「脂っこいものを食べながら飲まないようにする」

なかには、独自の健康法を実践している人もいた。

「飲んだ日は1ℓ以上の水を飲み、翌日も4ℓぐらいの水を飲む」
「糖分をとり過ぎないなど、お酒以外に肝臓に負担をかけないようにする」
「1日1万歩歩く」
「適度な運動」
「運動をしてコレステロール値などが上がらないように注意している」

愛飲家ならずとも、日常生活に取り入れたい健康法ばかりだ。言い換えれば、お酒を飲むからこそ、愛飲家は健康にも人一倍気を遣っているのかもしれない。最後に愛飲家のこんな一言をご紹介。

「食べながら飲む、空きっ腹で飲まない、を心がけています。いつまでもお酒を楽しめる体でありたいです!」


【調査方法】インターネット調査
【調査対象】カクヤスメールマガジンに登録しているユーザー
【調査期間】2023年8月8日(火)~8月13日(日)
【回収サンプル数】174

※構成比の数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも100%とならない場合があります。

|連載企画カテゴリTOPに戻る|

PAGETOP