MENU

なんでも酒やカクヤスの
情報発信メディア

連載企画

2022年のお酒事情を大総括!お酒好きが推すヒット商品とは? ― カクラボ調査隊 酒呑みに聞いた今どき事情

2022/12/22

2022年のお酒事情を大総括! 2022年ヒット商品とは? ― カクラボ調査隊 酒呑みに聞いた今どき事情

今年も残すところあとわずか。コロナ禍で始まった2022年だが、3月にまん延防止等重点措置が解除されると、待望の外飲みが復活。喜ぶ人がいる一方で、あえてお酒を飲まないソバーキュリアンがじわじわと増加。お酒の飲み方も多様化の時代に突入した。

そして夏――。新型コロナの第7波が収束に向かい、安堵したのも束の間、10月には酒類値上げという事態に。愛飲家にとってはため息の出る年の瀬を迎えている。

そんな激動の1年を今回は大総括! カクヤスメールマガジンに登録しているユーザーを対象に、2022年のお酒事情を聞いてみた。

2022年外飲みが増えた人は4割近く

2022年のお酒事情を語る上で忘れてならないのが、外飲み全面解禁。コロナ禍になってからというもの、飲食店の時短営業により外飲みしづらい状況が続いていたが、ようやくコロナ前の状況に戻ってきた。10月末には、東京都の「Go To Eat キャンペーン Tokyo」が2年ぶりに再開。外飲み気分をますます盛り上げている。

そこで、2022年は前年に比べて外飲みの頻度が変わったかを聞いてみたところ、4割近くの人が「増えた」と回答。「変わらない」や「減った」を上回った。

2022年は前年に比べて外飲みの頻度は変わりましたか。

「6月から少しずつ外飲みを再開した」
「2年ぶりに行きつけの飲み屋さんに行った」
「久しぶりに友人と飲んで、仲間とお酒を楽しむ時間がうれしかった」など、愛飲家たちも外飲み再開に喜び、仲間とお酒を酌み交わす楽しさを満喫したようだ。

ほかにも、お酒にまつわる出来事がいろいろあった2022年。カクラボ調査隊で取り上げたものも多く、今回は大総括ということで改めて聞いてみた。この1年でお酒に関して経験したものをすべて選んでもらった。

結果はご覧のとおり。「一人飲みをする」は62%を獲得してトップに。次いで「お酒のデリバリーサービスを利用する」が51%、「昼飲みをする」が49%と続いた。

この1年でお酒に関して経験したものを選んでください。

これら3つに票が集まったのも、“非接触”が進み、“飲食店は時短営業”というコロナ禍ならではの結果といえる。

そうしたなか、「クラフトビールを飲む」が上位に入ったのは興味深い。2023年も引き続き注目したいカテゴリーだ。

2022年お酒のヒット商品とは

ところで、お酒好きの多いカクヤスユーザーはこの1年、どんなお酒を飲んでいたのか。そこで、最も多く飲んだお酒の種類または具体的な商品名を聞いてみたところ、実にさまざまな名が挙がった。焼酎あり、シャンパーニュあり、ノンアルコール飲料あり。なかにはこんな強者も…。

「愛飲酒は主にアイラウイスキー。日本酒なら、純米大吟醸の『くどき上手』が一番多い。ワインではボルドーの赤。泡盛では今帰仁酒造の『千年の響』を常飲酒にしていました」

こんなふうにいろんなジャンルをまんべんなく楽しむ人もいるが、アンケート結果をみると「ビール」派と「ウイスキー」派に大別される。とくにウイスキーに関しては、熱烈な支持者が多い。

「ここ1年、ウイスキーが無性に飲みたくなった。いろんなウイスキーを飲み、飲み方も変わった。ストレートで飲むようになり、その味の深さに改めてウイスキーの素晴らしさに触れる事ができた」 「ウイスキーにハマり、スコッチからバーボンにハマり、初めて『ブラントン』を飲んだ時の衝撃は今でも忘れられません」

では、それぞれが推す今年の“お酒のヒット商品”は何か。新商品、既存商品を問わず、ひとつだけ挙げてもらったところ、5つの商品に票が集まった。

ランキング型式で紹介すると、同率3位が「白角(白角ハイボールを含む)」と「ビアボール」。「ビアボール」においては「発売前からワクワク待っていた」という声も。

同率2位は「パーフェクトサントリービール」と「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」。「PSB」こと「パーフェクトサントリービール」については、こんな貴重なコメントが…。 「どれだけダイエットをがんばっても痩せなかったのが、ビールをPSBに変えただけで体重がスルスル落ちました!」

そして第1位は「翠(翠ジンソーダ缶含む)」。TVCMでは「それはまだ、流行っていない」とのことだが、愛飲家たちの間ではもうトレンド入りのようだ。

泣き笑いの家飲み&外飲みエピソード

今回、この1年で体験したお酒にまつわる忘れられないエピソードを募集したところ、笑いあり涙あり、いろんな話が集まった。

みんなの家飲み&外飲みエピソード

まずは、ほのぼのとした家飲み話をご紹介。
「20歳になった娘との乾杯が感慨深い」
「家飲みが増えて、家族での会話が増えた気がする」
「子どもたちと揃ってお酒を飲む機会が増えて、お酒の話題で盛り上がることが増えた」

一方で、外飲みの楽しさを伝える人も。 「引っ越したので、新しい住まいの近くでお店開拓と称して、居酒屋や焼肉店などにいろいろ行ってみました。飲んで応援!」
「頻繁に旅行するようになって、京都で行きつけのクラフトビールのお店ができたのがうれしい」

お酒にまつわる話は楽しいだけではない。ここらで「トホホ」な話も。 「こんなに外飲みがなくなったらお小遣いが貯まると思ったが、家飲みに使って、結局たまらない」

「行きつけの寿司屋でワイン2本目を頼み、『飲みきれないと思うので、コルク栓をください』と言いながら、結局2本目を飲み干すこと三度。恥ずかしい」

では、最後にしみじみとしたコメントを。 「コロナ禍で旦那の会食の機会が減り、夫婦で夕飯をとることが多くなり、晩酌で一緒に飲むことが増えた。一緒にテレビを観ながら、あーだこーだ言う時間、一緒に笑う時間、コロナ禍は大変なことだけど、改めて気づかされたこともあった1年だった」

なるほど、確かにそのとおり。 2023年も誰もがみな幸せな気持ちで乾杯できますように―――。


【調査方法】インターネット調査
【調査対象】カクヤスメールマガジンに登録しているユーザー
【調査期間】2022年11月28日(月)~12月1日(木)
【回収サンプル数】331

※構成比の数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも100%とならない場合があります。

|連載企画カテゴリTOPに戻る|

PAGETOP