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コロナ禍で利用者急増!「デリバリーサービス」の常識が変わった?!― カクラボ調査隊 酒呑みに聞いた今どき事情

2022/06/17

コロナ禍で利用者急増! 「デリバリーサービス」の常識が変わった?!― カクラボ調査隊 酒呑みに聞いた今どき事情

梅雨の季節がやってきた。恵みの雨ともいうけれど、長雨が続けば気分も滅入り、外に出るのも億劫になる。そんなときに頼りになるのがデリバリーサービス(以下、デリバリー)。

電話やアプリなどで注文すれば、雨の中、わざわざ出かけなくても自宅まで届けてくれるのはうれしい限り。コロナ禍で一気に利用者が増えたともいわれている。

そんな便利なデリバリーについて、カクヤスメールマガジンに登録しているユーザーを対象に、利用頻度や利用の仕方などを大調査。今どきのデリバリー利用事情を探ってみた。

即日配達のデリバリー利用者は8割超え

デリバリーといえば、一昔前はピザや寿司が一般的だったが、いまや料理はもちろん、水やペットフードなどさまざまなものが自宅に届けてもらえるようになった。

だが、振り返ってみれば、昭和の時代から町中華や蕎麦の出前があり、酒屋や米屋、クリーニング店の配達があった。実はデリバリーは日本人にとって馴染みのあるサービスだ。

そんな古くて新しいデリバリーを、カクヤスユーザーはどう利用しているのか。アンケート調査を実施するにあたり、デリバリーとは「電話やスマホアプリなどによる注文を通じて、即日配達してくれるサービスのこと」と定義した。デリバリーにはさまざまな種類があるため、今回は頼んだその日に届けてくれる“即日配達”のみを対象とした。

まず、デリバリーを利用するかどうかを聞いてみたところ、「よく利用する」は33%、「たまに利用する」は48%で、両者を合わせた“利用する派”は81%に上った。「あまり利用しない」は19%にとどまり、いかにデリバリーが暮らしに根付いているかが明らかになった。

デリバリーサービスを利用しますか。

電話ではなくネットで注文が主流に

では、どんなときにデリバリーを利用するのか。複数回答可で聞いてみたところ、最も多かったのは「モノが重くて自分では持てないとき」で60%、次いで「外出が面倒なとき」で39%、「雨の日など天候が悪いとき」と「忙しくて外出できないとき」が32%だった。

どんなときにデリバリーサービスを利用しますか。※複数回答可

なかには、「急な来客で用意が間に合わないとき」という回答があったが、まさに即日配達だからこそ頼めるというもの。困ったときには心強い存在だ。また、「体調不良のとき」や「身体に障害があるため」という回答もあったが、考え方によっては、デリバリーはユニバーサルデザイン(※)の一つともいえそうだ。

次に、どんなデリバリーを利用しているかを複数回答可で聞いてみたところ、圧倒的に多かったのは「お酒」で76%、カクヤスユーザーらしい結果となった。次いで「ピザ」が43%、複数の飲食店からメニューを選べる「フードデリバリーサービス」が40%と続く。「水」や「米」、「日用品」などの重くてかさばるものをデリバリーしてもらう人も多く、出前の定番だった「そば、うどん」よりもポイントが高いのは興味深い。

どういったデリバリーサービスを利用しますか。※複数回答可

コロナ前と今を比べると、デリバリーを利用する頻度が増えたと回答した人は半数に上ったが、「フードデリバリーサービス」の普及が後押ししていることはいうまでもない。

コロナ前と今を比べると、デリバリーサービスを利用する頻度は変わりましたか。

ちなみに、デリバリーを利用するとき、どのように注文するかを複数回答可で聞いてみたところ、「インターネット」が81%、「スマホアプリ」が54%で、「電話」は12%にとどまった。かつてはピザも寿司も「電話1本でお届け」が謳い文句だったが、いまやネットが主流。「フードデリバリーサービス」もアプリをインストールしなければ注文できない場合もある。デリバリーの常識は変わりつつあるようだ。

デリバリーサービスを依頼するとき、どのように注文しますか。※複数回答可

薬、ケーキ、焼きたてパンのデリバリーを

薬、ケーキ、焼きたてパンのデリバリーを

今回、デリバリー全般に関する意見やエピソードを募ったところ、歓迎するコメントが多数寄せられた。

「車を運転しないので、重たいもの(のデリバリー)は本当に助かります」、「実際に行けないお店の料理をデリバリーできた時はとてもよかったです」、「子どもを連れて重いものや割れ物を買いに行くのは非常にハードルが高いので、いつもとても助かっています」etc.

また、「薬」や「ケーキ」、「焼きたてパン」、「刺身」、「タバコ」のデリバリーをしてほしいという要望も多数。定期的に必要なもの、持ち運びが難しいもの、買いに行きづらいものなどが新たなデリバリービジネスのヒントになりそうだ。

一方で、昨今のデリバリーサービスに物申したい人もちらほら。「頼んだ商品が倒れている、潰れているのは困ります」、「注文してから配達まで、時間がかかり過ぎると、注文をあきらめることがある」、「配達員のレベルの差を感じることがある」etc.

確かに配達員に対する厳しい意見は少なくなかったが、なかにはこんなコメントも。 「置き配が主流となり、たまに対面対応するからこそ、運んでくださった方の感じの良さなどを重視するようになりました。こちらも運んでくださってありがとうという気持ちが前よりも増した気がします」。 配達をする側も、受け取る側も、心に留めておきたい言葉だ。


※すべての人々に対し、その年齢や能力の違いに関わらず、可能な限り最大限に使いやすい製品や環境のデザインのこと。

【調査方法】インターネット調査
【調査対象】カクヤスメールマガジンに登録しているユーザー
【調査期間】2022年5月14日(土)~5月17日(火)
【回収サンプル数】310

※構成比の数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも100%とならない場合があります。

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