連載企画
コロナ疲れに打ち勝つ!リフレッシュ法を大調査。ダントツの1位は…? ― カクラボ調査隊 酒呑みに聞いた今どき事情
2022/05/12
ゴールデンウィークが終わっていつもの日常が戻ると、どうも調子が出ない…。これはもしや五月病? それともコロナ疲れのせい? そうこうするうちに梅雨の季節がやって来る。憂鬱な気分を吹き飛ばしてリフレッシュしたい! そう考える人は少なくないはず。
そこで、カクヤスメールマガジンに登録しているユーザーを対象にリフレッシュ法を調査。あわせて、気分を上げるときに飲むお酒についても聞いてみた。
7割近くがコロナ疲れを実感
どんなリフレッシュ法を行っているのかを尋ねる前に、そもそもゴールデンウィーク後に心と体の変化があるかを聞いてみた。憂鬱になったり、体調を崩したり、なんとなく調子が悪くなったり、世間一般では「五月病」とも呼ばれている。
そんな五月病の症状が「よくある」と回答した人は7%、「たまにある」は25%で、五月病を感じる人は合わせて32%と、全体の3分の1程度にとどまった。
ところが、コロナ疲れについては、「とても感じている」と回答した人は20%、「少し感じている」は46%で両者を合わせて66%と、全体の7割近くに上った。
五月病とは無縁でも、長引くコロナ禍の今、コロナ疲れを感じている人はやはり多いようだ。
一番は「好きなお酒やおいしいものを食べる」
では、「リフレッシュしたい!」と感じるのはどんなときか。複数回答可で聞いてみたところ、最も多かったのは「嫌なことがあったとき」で66%、「仕事でストレスを感じたとき」が65%で、両者の差はわずか1ポイントだった。
次いで、「なんとなくやる気がおきないとき」が42%、「心配なことがあるとき」は35%、「人間関係がうまくいかないとき」と「コロナ禍の今」が同率で34%だった。
仕事や人間関係など明確な理由がある場合は、解決策や対処法も講じることができるが、厄介なのは「なんとなくやる気がおきないとき」。こればかりは未然に防ぎようもなく、解決策もあるのかないのか。だからこそ、気分を一新させるリフレッシュ法が頼みの綱となる。
そこで、コロナ禍の今、どのようにしてリフレッシュしているのかを複数回答可で聞いてみた。なお、ここであえて「コロナ禍の今」と限定したのには二つの理由がある。
一つは、これまでリフレッシュ法として人気の「旅行」は行きたくても行くのが難しいからだ。それゆえ今回は選択肢から外した。二つめは、コロナ禍だからこそ、これまでにはないリフレッシュ法があるのではないかと推測されたからだ。そこで今回は、選択肢の中に「サウナに入る」や「動画やドラマなどを見まくる」という今どきの過ごし方を加えるとともに、自由回答欄も設けた。
さて結果はというと、最も支持を集めたのは「好きなお酒やおいしいものを食べる」で79%、2位は「お風呂に入る」と「趣味に打ち込む」で同率の35%だった。「おいしいお酒とおつまみがいい時間となり、気分転換につながる」というコメントが寄せられたが、そう考える人は多いようで、2位以下を大きく引き離してトップに輝いた。
ちなみに、「サウナに入る」は8%、「動画やドラマなどを見まくる」は27%、自由回答欄には「筋トレ」、「毎週友人とzoom飲み会」という“今”を感じさせる回答もあった。
爽快感・贅沢・ゆとりを求めて
今回、リフレッシュしたいときや気分を上げたいときに決まって飲むお酒はあるか、その理由についても聞いてみたところ、さまざまな意見が寄せられた。
まず、最も支持を集めたのは「ビール」。その理由として、「ごくごく飲んで、気分爽快になれる」、「シュワっとさわやかな気持ちになります」と爽快感を挙げる人が多かった。
「爽快さ」という点では、「ウイスキー」の「ハイボール」を挙げる人も。「ハイボールで飲むと爽快な気分になってリセットできるから」とのこと。また、同様の理由で「スパークリングワイン」や「シャンパン」、「カヴァ」を挙げる人も少なくなかった。ただ、プラスアルファの理由もある。「見た目が綺麗でテンションが上がるから」、「ちょっと贅沢な気分になれるし、シュワシュワの泡で嫌なことも忘れ、ひとときでもハッピーな気分になれるから」といった具合だ。
この「贅沢」も見逃せないキーワードで、「普段は高くて買わない良いお酒を飲むこと自体が特別だから」と「日本酒」や「ワイン」を挙げたり、「普段飲んでいる焼酎よりお高いのでリフレッシュしたい時や溜まったストレスを解消する時に飲んでいます」と「キンミヤ焼酎」と具体的に名を挙げる人もいた。
一方で、ゆっくりとした時間を過ごすために、「ウイスキー」や「クラフトビール」を支持する人も。「ゆっくり味わい、良い音楽を聴くと気分転換になる」、「ゆっくりお風呂に入った後、好きな映画を見ながらゆっくり飲むのにいい」とリラックス効果を期待しているようだ。
どんな理由であれ、お酒を飲むことで気分転換し、リフレッシュを図る人は多い。とはいえ、くれぐれもお酒はほどほどに、適度な量で楽しくリフレッシュを!
【調査方法】インターネット調査
【調査対象】カクヤスメールマガジンに登録しているユーザー
【調査期間】2022年4月14日(木)~4月17日(日)
【回収サンプル数】182
※構成比の数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも100%とならない場合があります。